1 試験片

K熱電対0.3φ + 2mm厚鋼板

2 使用機器 HSW-01A スポット溶接機  HSW-PC1(パワーコントローラ)
3 使用電極 HSW-P1N (溶接機付属)
4 機器設定

HSW-01A機とHSW-PC1パワーコントローラを用いて、9V前後で溶接いたしました。電極は熱電対側を(-)、鋼板を(+)側としました。HSW-01A機の代わりにHSW-02A+HSW-PC1でも同様に溶接可能で、この場合はパルス幅も調整可能なためHSW-01Aの場合より最適値の設定が容易になります。さらにHSW-03では電圧、パルス幅がLCDパネルで可読となり、再現性が高くなります。

5 溶接状況

能力的にはHSW-01Aで十分可能で、ワークが一点しかなかったので、上記の値で溶接しましたが、パワーコントローラの調整により、これより溶接強度を上下可能です。鋼板側電極は、HSW-CL1クリップ電極を用いることにより、より安定し鋼板への溶接痕も無くなります。最初に白リード側を写真のように、金属板に溶接した後、その上に赤リード側を重ねて、もう一度溶接し接点としました。

6 写真 HSW-01Aと標準の溶接ペンを使用して溶接
テスト実施年月:平成23年11月